2013年5月18日土曜日

エビデンスのあるがんの治療方法

いままでいろんな人の闘病記などを読んできましたが、皆さんそれぞれに闘うためにいろんな事をされているのですけれども、いざ再発、転移等となった時の指針等が無くてただひたすらがんばってる!闘っている!っていう文章だけになってしまっています。

それはその人にとってとても大事にな事だとおもうんですけれども、私の欲しい情報とはちょっと違う。

私はみなさんがどんな風にして自分の為の治療方法を選択したかが知りたいのです。
そう思う人ってきっと私だけじゃないはず。


先日
心配しないでいいですよ再発・転移卵巣がん
という本を買いました。心配しないでいいってかいてあるんだからいろんな治療法がかいてあるんだろうっていう思いからです。
しかし、残念ながらインターネットで得られた情報以上のものは書かれておらず、結局「標準治療が終わったらあきらめるのも一つの手よ」ってことで大変がっかりしました。
この本を書かれた先生のいらっしゃるガン研有明では術後の予防的照射はされていないようなので、ガン研で手術された方なら「心配しなくていいですよ」であるとは思います。

そのあと
がん「余命半年」からの生還―患者と家族のための実践マニュアル
という本を買いました。
こちらは子宮頸がんから9度の再発転移を乗り越えて完全寛解されたかたの本です。
具体的な病院名等は出されていませんが、2度の余命宣告から自分と家族の力でいろんな治療方法を探し出されています。
闘病が2002年から2007年で書かれたのが2009年と若干情報が古いところもありますが、多いに参考になる事が書かれています。

この本を読んでよけいにがん克服の為のエビデンスのある情報をまとめていくことって意味があるとおもい、これから先のブログは自分の気持ちもそうなんですけれども、情報にも重点を置いていきたいと思います。

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がんの治療というと、手術、放射線、化学療法が三大療法といわれ、標準治療とされています。

それ以外の温熱療法、免疫療法などは民間療法に近いのか?
先日のブログにも書いた通り、そんな事はなく、じつは先進医療だったり保険適応だったりするのです。主治医もそんなことはしりませんでした。

再発転移したがんは一般的に治りにくいといわれています。
それは標準治療だけしかやってない場合です。
すべての人が温熱や免疫療法で完治したかと言えばそんな事はないです。
しかし、標準治療の効果を上げる事が期待できるならそれはやってみて損は無いはず。正直にいえばひょっとしたら奏功せず死ぬ事も考えてはいますが、すべてを遣り尽くしてからならきっと家族のものも私も後悔は無いと思うのですよね。その為にもいまやれる事はすべて一度にやるべきかなと。

友人Mさんがいった「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、患者自身の体力があるうちでないとできない事も多いです。これがダメなら次、といっていては間に合わなくなってしまう。再発転移がわかったらそのときにできる最大限の力で叩くくらいの意気込みが必要なのかもしれません。

▶独立行政法人国立がん研究センター

温熱療法
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/hyperthermia.html
免疫療法
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy.html


▶がんサポート情報センター

温熱療法
http://www.gsic.jp/other/ot_03/
免疫療法
http://www.gsic.jp/immunity/index.html

▶厚生労働省

先進医療
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html
実施機関一覧
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html




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