2012年12月12日水曜日

入院二日目-手術の日

朝から落ち着かない。
手術は朝一番って決まってたので、相方が8時に到着。義姉も来てくれる。
義母も遅れてくるとのことだったけど、長丁場になるのでできればスポーツクラブにいってゆっくりしてからならいいのに、と思う。

義母は78、長い時間何もせず待ってるのはしんどいよ。

家族の気持ちがめちゃくちゃ嬉しい。
がんばるわー、って、頑張るのは先生だけど。私は寝てるだけだから。


そして手術室の看護師さんに迎えられていざ、出陣!
噂通り歩いて行きました。

と、いうか、手術必要な患者さんはほぼ手術室のある階に入院みたいなことを入院時に迎えにきてくれた看護師さんにいわれました。手術室ほぼ目の前。

相方と義姉が見送ってくれて、義姉が拳振り上げてがんばれ!って。

パワーもらっていってくるよっ!

メガネなくてまわりはほとんど見れず、でも、予想とは全然違った。
なんかありの巣みたいにあっちこっちに部屋があって、ドラマとは大違いな感じ。

手術台は噂通り狭い!
一番ビビってた硬膜外麻酔は3度さし直しでマジ泣きしました。

何とか入って、仰向けになったら体がだるーくなってきて次に気がついた時には周りの人から名前をよばれてた。

でも、全然目があかなくて、左手に何か持たされてるんだけどにぎれなくて、なんやろ?と思ったらどうやらナースコール見たいだった。

何度名前を呼ばれても眠くて眠くてしょうがないので返事の代わりに「眠い」を連発しておいた。

そして次に気がついた時には相方やら義母が横に立っていた。ただひたすらありがとうやった。
長男も来てくれてて、その時私がかけた言葉はなぜか「ミククジどうやった?」でした。
この後に及んでミククジかよ!とぼんやりした頭で自分に突っ込んでおいた。

その時、相方が「一部大動脈への癒着がすごくて大出血の可能性があって取りきれてない」
って言った。
私はなんだぁー、とおもって相変わらずぼんやりしてたけど、長男が「でも、抗がん剤や放射線でなんとかなるんやろ?」ってすごい勢いで言ってて、あー、大きくなったていってもこの子ら置いてはまだまだ逝けんなぁと思ったのでした。

と、いう事で私の体にはまだガン子さんがのこっておりますが、リンパに転移があるのは予想されていたので取りきれたあとの追加が放射線だけだったのがちょっと心配だったので化学療法もした方がいいんかもね?って自分でおもっていたので、こうなったことでの今後についてはあんまり心配してません。


手術時間は8時間。内蔵がびっちり詰まっていたのか、子宮が硬くてこれもとれるかな?って感じだったのを頑張ってとってくれた主治医に感謝。

そして、このあと翌日まで痛くて苦しくて長い長い夜になるのでした。


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